消防訓練を実施致しました。
2024年12月12日
- おしらせ
こんにちは、エリア長の寺尾でございます。
本日ケアネット徳洲会岸和田にて、夜間を想定した消防総合訓練を実施致しました。
(総合訓練とは通報・消火・避難 の訓練を全て行った訓練となります。)
岸和田消防の方を2名招き指導頂きながら訓練を行いました。
まずは事前打ち合わせ
夜間想定ですので実際動く職員は3名を想定、通報と初期消火と避難誘導の流れを、消防計画とマニュアル、当日のシナリオを確認しながら役割確認を行います。(年に1回は夜間を想定した訓練が義務付けられています)
火災発生までは通常業務を行い火災発生の放送と共にスタート!
通報訓練
左が火災受信機、赤電話は火災通報専用電話と言う名称で、館内に多数ある火災報知器や熱感知器、スプリンクラーなどと連動しています。『人手が割けず通報が出来ない!!』って場合でも、火災を察知すると消防署へ自動で通報連絡が入りガイダンスで住所などを伝えてくれます。
(; ・`д・´) 『有能かよ』
間違えて施設内の火災報知器を押した場合 報知器の鳴動を解除するだけでは消防車が5台位来るので注意が必要です(誤報は人命救助にあたる消防隊の方にご迷惑をかけることになります)
等々の話を聞いてるうちに各階安否確認と避難通路までの誘導が終了・・・
( 写真撮る暇なし(^_^;) 『有能かよ・・・』 )
消化器、消火散水栓の確認と初期消火
水消火器での初期消火
消化器で移動中も『火事だー』『逃げろー』と言いながら走りましょう(これ大事)
皆さんも防火ベルなっても 『あぁ誤報か・・・』とか
放送も『消防訓練か・・・』と思う人も多いと思います。
ひっ迫した人間の声が一番有効です。初期消火活動中も大声で避難誘導をしましょう!!
そして
火元は下を狙いましょう!!
講評
消火栓、消化器の場所や使い方は有事の際戸惑うので、日ごろから確認を行って下さい。
日常業務で消火栓の位置確認や消火器の確認など、日ごろからシュミレーションすることが大事です。
また設備の仕組みを理解することによって、人員に応じて優先順位をかえれます、
夜間で人手が割けないのであれば、通報は自動通報に任せるのも手。等々のお話を頂きました。
岸和田消防のご担当者様
終始丁寧に説明頂き、施設側の質問にもしっかりと回答いただきましたありがとうごました。
消防訓練を受けての
☝ワンポイント
・初期消火は何よりも有効だが天井まで火元がくると 消火栓、消化器でも鎮火が難しいため無理をしない。
・避難が難しければベランダへ (当施設は居室のベランダから外階段避難通路へ行けるため非常に有効)
・避難後は窓を閉める(新鮮な空気を入れると燃料になり火の勢いを増す為)
・スプリンクラーは70度、熱感知器は60度で反応、どちらが反応しても報知器が反応する
・スプリンクラーは個々で反応するため余計なところでの水被害は抑えられる
・消火栓(消化器ではなく壁埋め込みの長いホースの消火設備) は水量が多い為(130㍑/分)しっかり腰を下ろす小柄な女性の場合二人で構えた方が負い
・避難通路の表示の緑色は、煙に巻かれても見えやすい(白に緑が生えるため) 『緑の光に向かって逃げて下さい』も有効 (´・∀・`) ヘー
野外での消化訓練、初めは寒かったですが、大声とダッシュで最後はあつくなりました。
今回の訓練を経て新たな気づきも有りましたので、マニュアルや消防計画のブラッシュアップをしたいと思います。
消防訓練中のメモ
ほとんど絵という(トホホ)