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どうして足がつるの?

2023年12月03日

  • お知らせ

普段機能訓練を行っていて、よく聞かれる質問に「どうして足がつるの?」という質問があります   。今日は、「足がつる」いわゆる「こむら返り」についてお話したいと思います。
「つる」とは、手や足などの筋肉が伸縮バランスを崩してしまう事で、異常な収縮を起こし、元に戻らない状態をいいます。一般的には、急に身体を動かしたときに起こりやすい症状ですが、栄養不足や水分不足・冷え・熱中症・急激な寒暖差が原因で起きることがあります。
こむらがえりとは、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)が異常な収縮を起こし、筋肉が収縮したまま弛緩ない状態になり、痛みを伴う症状です。ちなみにこむらがえりの「こむら」はふくらはぎのことを指します。
なぜ足がつるのか?
 運動を長時間続けて疲れていたり、ウォーミングアップ不足、体力が落ちているとき、運動不足の時に足がつりやすくなります。特に高齢者の多くは、慢性の運動不足のために常に腓腹筋が緊張した状態にあり、少し足を伸ばしただけでも、つることがあります。
 また、睡眠時は汗をかき脱水状態にあります。更に全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り血行も低下しています。この状況で寝返りをして筋肉に刺激が加わると、過剰な収縮が発生しやすくなります。
こむらがえりを予防するには?
 運動を行う前には、ストレッチなどの準備運動をする
 運動後・汗をかいた後に、水分補給や塩分補給を行うこと
 運動をしない時も、ストレッチやマッサージを定期的に行うこと


これからの季節、だんだん暖かくなっていくため、こまめに水分を摂る習慣をつけながら       、こむらがえりを予防していきましょう。

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